3月8日は「国際女性デー」でした。各地で多くのシンポジウムやイベントが行われていましたが、ちゃぶ台返し女子アクションもささやかながら、国際女性デーをお祝いする会を開催しました。
そもそも国際女性デーとは、20世紀初頭に北米とヨーロッパ全域で現れた女性の労働運動に端を発したものです。1909年2月28日、ニューヨークで発生した縫製労働者のストライキで女性の労働条件の改善が訴えられたことをきっかけに、アメリカは「全米女性の日」の記念行事を行いました。1910年、コペンハーゲンで行われた国際社会主義会議では、女性の権利を求める運動に敬意を表し、女性の普通選挙権に対する支援を盛り上げるために「女性の日」を制定しました。この時は、記念行事を行う具体的な日付は決められませんでした。その後、2回の大戦を経て、国際婦人年に当たる1975年に、国連は3月8日「国際女性デー」を記念することを決めました。*
ちゃぶ台返し女子アクションでは、女性が主体性を発揮できる社会作りも目指しています。
そのために、これからもっと気楽にジェンダーのことや性に関することを話せるような場を作っていこう!と思っています。
その第1弾として、「国際女性デーをお祝いしようの会」を開催しました。今回は、刺繍でブローチを作りながら参加者の方とお話をしました。ジェンダー問わず様々な立場から、最近のニュースや生活で感じたモヤモヤや、男性の「家庭進出」(女性の「社会進出」に対して参加者の方がこういう表現をされていて面白いなと思いました)など、様々な話題で盛り上がりました。
話しながら、刺繍をチクチクしながら。刺繍は初めての方も多く、最初は集中して、話すどころではありませんでしたが(笑)。
チクチクとおしゃべりであっという間に時間になり、初めてのブローチが完成しました!「刺繍楽しい、もっとやりたい」「久しぶりにこういう話題について話せて楽しかった」「モヤモヤすることもあるけど、頑張ろうと思った」などの感想をいただきました!
これからも、気軽に気持ちやモヤモヤを共有する場を作っていきたいと思っています。いろいろアイディアはあるので、ぜひ今後のちゃぶ女のイベントに遊びにきてください!
*出典:国際連合広報センター(2017年)、「国際女性の日(3月8日)制定に至る歴史とは」 Written by かなこ
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