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早稲田大学「シャベル」のミーティングのファシリテートをお手伝いしました!

ちゃぶ台返し女子アクションには、大学生オーガナイズチームというチームがあります。大学で同意ワークショップを実施させていただいたりしますが、「性的同意」を広めたい!、あらゆる性の人が自分の思いを自由に口したり、行動できるようにしたい!と思った学生たちがチームになり、ワークショップを開いたり、キャンペーンを展開する時の伴走もしています。

2019年3月16日に早稲田大学の学生団体「シャベル:早稲田で性暴力の根を切る」(以下、シャベル)が開いた、今後の活動などについて話し合うミーティングのファシリテーター役を、大学生オーガナイズチームのかなこが務めました!


ちゃぶ台返し女子アクションの組織づくりの土台である、コミュニティー・オーガナイジング(以下:CO)の手法を使って、チーム構築と戦略立案についてシャベルのみなさんと一緒に考えました。

アイスブレイクのあと、チームとして気持ちよく一緒に活動するためのノームづくりから始まりました。今の課題や、それはどうしたら乗り越えていけるか、ということを丁寧に話しあいながら、「チーム感」がどんどん作り上げられている感じがして、ファシリテーションしている私もすごく楽しかったです。


その後、今後の活動について戦略を立てていきます。中長期の目標を決めて、この1年間の活動を考えました。

そのために、早稲田大学で起こしていきたい変化に対する「関係者マップ」を作ってステークホルダーを整理しました。自分のコミュニティに変化を起こしていく上で、自分の大学の制度や仕組みを改めて知るためのプロセスです。少し難しい作業でしたが、ぽんぽん関係者の名前が出て、シャベルのみなさんのアンテナの高さ、リスペクトです。


関係者を整理した後、1年後の目標に向かってどんな風にピークを持っていくか、そのためのアイディアをブレストしていきます。

よりいろんな人が参加しやすい、クリエイティブなアイディアがたくさん出てすごく楽しかったです。その後、似ているようなアイディアを分類して、1年後の目標達成のために特に活動を盛り上げていきたい時期であるピークに持ってくるアイディアを3つに絞り、順番を決めます。「普通」の人々が変化を起こしていくためのメソッドであるCOで大事にしている、「各ピークで参加するシャベルのメンバーがパワーアップするのか」という視点も重要だということも頭の片隅におきながら、1年間の見通しが見えてきます。




ここからもっと、時期や参加人数を細かく詰めていきますが、今回のミーティングは全体像を見通すところでひとまず、終了。

メンバーの皆さんからは、ミーティングのやり方や進め方、ミーティングをする上でのタイムマネジメントの大切さを気づいた、1年間の活動方針が見えた、などの声をいただけました!


ちゃぶ台返し女子アクションの大学生オーガナイズチームでは、大学生の伴走をしています。


チームづくりやミーティングの運営方法、キャンペーンの進め方など、自分達だけで考えると壁にぶつかってしまうところを以下のような方法でサポートします。


・定期的なコーチング(約2週間に1回、頻度は相談して決めます) ・今回のような実際のミーティングのファシリテート ・ワークショップ実施の際の運営サポート(ファシリテーター、実施内容の相談など) ・大学間で協力できるような(インカレ)プラットフォームを作り、他大学の事例を共有する場の提供


これからチームを作りたい、性暴力を無くしたい、大学で活動したい!という大学生はぜひ、ぜひご連絡ください!


一緒に、自分の大学を、より好きな、居心地のいいコミュニティとして創っていきましょう!

Written by かなこ

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